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2024/04/11 17:00

『車の部品が故障してしまったけど、修理費用は抑えたい!』
という時に検討されるのが ” リビルト部品 " 。

リビルト部品は中古部品とは違い、部品内部まで整備を行うことで新品と同等の性能まで再生されています。

今回は、品質について高い評価を誇る弊社のリビルト部品のうち、ターボチャージャーのリビルト工程をご紹介いたします。



まず、交換が終わって取り外されたターボは、” コア ” として回収され、技術者によって状態の確認が行われます。


点検の結果はコンピューターに入力するため、必要な時に確認できるようになっています。

次に、コアを内部まで完全に分解します。

分解したコアは、様々な方法によって丁寧に洗浄し、内部のスラッジや外観のオイル汚れなどを落としていきます。



※ケミカル洗浄・・・化学薬品を使用して、汚れ・汚染を除去する方法
※ショットブラスト・・・表面に投射材(細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小球)を吹き付けたり衝突させたりすることで、表面の酸化物を除去する方法


洗浄が終わった各部品は検品され、再使用可能部品のみリビルトの工程に回されます。
ハウジングなど、独自の加工を行ったうえで再使用される部品もあります。

タービンシャフトはバランスを取ります。


そして、いよいよ組立の工程です。
センターセクションは新品部品を使用して組み立てられていきます。


完成したセンターに、バランス取りしたシャフトや新品のシャフトを入れ、
インペラを取り付けてセンターが出来上がります。


次に、テストの工程でオイルを循環させながらバランスの測定に入ります。
バランスの測定と同時に、オイル漏れのチェックも行うことができます。


これで、センターセクションの完成です。

完成したセンターに、ハウジングやアクチュエーターなどの付属品を組み付けや、各部の作動や調整などを行います。



こうしてターボチャージャーの完成です!


完成したターボチャージャーはひとつひとつ袋に入れられ、万全の管理体制で倉庫に在庫されて出荷を待ちます。
そして、お客様からご注文をいただいた商品は、付属品や説明書などと一緒に箱に梱包され、全国各地に向けて発送されます。


弊社が取り扱うリビルト部品はすべて、信頼と実績を積んだ国内の大手協力工場にて再生された部品です。
そのため、品質には自信をもって販売しております。

『新しいものを生み出す』ということは大切なことです。
しかし、『修理して元に戻す』ということも尊いことだと私たちは考えています。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
皆様のご利用を心よりお待ち致しております。

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資料提供/株式会社 光洋気化器